アメリカの履歴書で禁止されていること

ニューヨーク勤務中はかなり多くの人を面接しました。

主に経理スタッフ。経理スタッフは超絶売り手市場です。誰もがもの凄い勢いで辞めていきます。

欠員が出たときは、人材エージェントに問い合わせると履歴書を送ってくれます。

しかしこちらは日本企業のアメリカ子会社という立ち位置。

日本では多少名の知れた会社のつもりですが、現地での知名度は低い。

日本でも、欧米以外の外資系企業、かつ、ビジネスの規模が小さければ、あえて入社しようとは思いませんよね?

結果、そんなに多くの候補者は集まりません。

それでも失敗はしたくないから、採用・面接は手を抜かずにやっていました。

アメリカの履歴書には○○や●●がない 

アメリカの履歴書には日本では普通ありそうな項目がまるっと抜けています。

生年月日、書かれていません。
住所、書かれていません。
性別、書かれていません。
写真、貼られていません。


これらに共通することとは何でしょうか?

今まで日本の外に出たことがないと、多分分からないと思います。

正解は「差別

生年月日は年齢差別、性別は男女差別、写真は人種差別につながります。

とにかくアメリカでは差別に繋がる情報を履歴書に書くことが禁じられています。

面接でもこれらに関する質問は禁止!

ただ、名前を見れば男性か女性かは分かりますし、大学の卒業年(これは書いてもいい)を見ると、大体の年齢は当たりが付きますけどね。

アメリカでLinkedInが普及した理由(想像)

日本ではそんなに流行っているわけではありませんが、転職用のSNSとしてLinkedInがあります。

アメリカでは面接に申し込んでくる人の多くがLinkedInのアカウントを持っていました。

LinkedInは写真自由。

ひょっとすると求職者側にとっても、アメリカにおける履歴書の禁止事項は自らをアピールするのに不便と思っているのではないでしょうか?

履歴書に書けない情報でもオープンにできるということが、LinkeInがヒットした理由のひとつなのかもなと、ふと思いました。

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