アパレル業とスーパーの食品売場は似ている

下の話に出てくるシニマネの名言がもう一つ。
それは「アパレルは生鮮食品や」というものです。

食品スーパーのビジネス

スーパーの食品売場に行くと、生鮮食品が売られています。

さすが日本は豊かな国なので、閉店前に行っても食材はたっぷり陳列されています。

そうすると当然売れ残りが出ます。賞味期限を過ぎてしまえば捨てるしかありません。

捨てた分は損です。それも確実に発生する損。確実に発生するなら予算を積みましょう。

廃棄予算を積まないとどうなるか?捨ててしまうと損になってお店の成績が下がるので、夜な夜なラベルを貼り替えて賞味期限を偽装し始めるでしょうね。

つまり廃棄予算を積まない経営者、廃棄予算が十分でない経営者は、従業員に対し「言われなくても分かるよな?賞味期限を偽装しろよ。」と暗黙のメッセージを送っているのと同じです。

アパレルの場合

アパレル商品は生鮮食品と違って腐りません。

ですが廃棄予算を認めなければ従業員が苦しむことになるのは同じです。

アパレル商品は時として食品よりも”足が速い”。絶対に売れ残りはあります。なのに捨てられない。

衣服を製造年月日で選ぶ人はそうはいないでしょうから、日付の改竄(かいざん)は意味がありません。

放っておくと店頭が溢れるのでバックヤードに戻すしかない。

バックヤードがいっぱいになれば物流倉庫に戻し、そこもパンクすれば外部倉庫を借りることになります。

社長には言えないから販売部長決裁で外部倉庫を借りるというやつですね。

しかし、外部倉庫の賃料は物流費に計上されるので、売上が落ちているときに物流費が上がるのはまずい。

なので経理に頼み込み、賃料に計上して薄めてもらうというのも手。

おっと余計なことを言いすぎました。

廃棄予算+在庫評価減ルールで店頭はいつも新鮮

在庫評価減ルールがあると、何も言わなくても古い在庫が減り、従業員は今会社が伸ばしたい商品の売り込みに力を入れるようになります。


これに加えて、廃棄予算を制度化すれば、そもそも古い在庫が発生するのを防いでくれます。

社長が来てガミガミ言う必要もなく、店頭はとれとれピチピチの商品で潤っている。

これもやり方次第で仕組み化できるのです。

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