石垣マニア垂涎〜マチュピチュの石工技術

この夏のコロンビア・ペルーを巡る南米ツアーは、このマチュピチュ観光がメインイベントです。

なおコロンビアに知人がいたので、コロンビア・ボゴタ〜ペルー・クスコ〜マチュピチュのルートを辿りましたが、単にマチュピチュに行きたいのであれば、このルートは全くお勧めできません。

コロンビアからペルー入りする日、ホテルからマチュピチュに向かう日、ペルーからコロンビアに戻る日、いずれも朝5時出発の移動です。

これが時差ボケと相俟って、えも言われぬつらさでした。南米に行こうと思ったら何度も飛行機を乗り継ぐのはやむを得ないのかもしれませんが。

ホテルのあるクスコからマチュピチュへは、電車で向かいます。

本当はクスコ近郊の駅からマチュピチュまで電車一本で行けるのですが、この日はチケットが取れず、鉄路の途中までバスで行き、途中駅から電車に乗り込むという裏技を使いました。

そのバスの移動が朝の5時から延々1時間半続きます。旅の疲れが溜まっている中で長時間バスに揺られることになるので、バス酔いしやすい人は対策が必要ですね。

マチュピチュ駅に到着です。電車はボックス席で、途中ちょっとした軽食やドリンクも出るのでなかなか快適でした。

ここからさらにバスに乗って、マチュピチュ遺跡の入口まで行きます。

結構バスの順番待ちが長いのと、山をジグザグにかなり無理をして登っていくので、ここでグロッキーになる人もいるかも。

しかし、着いてしまえば、、、

ご覧のような素晴らしい景色が広がります!!!

(しばし絶句…)

ただ、この遺跡はかなり急な斜面に沿って建設されています。

つまり、遺跡内にあるかなりの高低差を自分の足で攻略しないといけないということです。

さらに遺跡の入口から目の前に石組みのパノラマが広がるまで、山道のようなところを登っていくことになります。

私は登山用品店で売っているような割としっかりしたトレッキングシューズで臨みました。これは持っていって正解でした。山道でも遺跡の中の石段でも分厚いソールが凸凹を吸収してくれるので足が凄い楽。スニーカーでも全然問題ありませんが、登山靴はお勧めです。

インカの石組み

さて、インカの遺跡というと、カミソリの刃も通さないような精巧な石工技術を想像されると思います。

あれ?思ったよりピッチリしていない。

これはかなり粗い。

これも。

これなんか土に石を差し込んでいる。

実はこれ、水はけを良くするための工夫なんだそうです。

上から見ると、石垣の中に粘土の層があるのが見えます。

当時の人達は元々山の上にあった石を加工し、それを様々に組み合わせてこのような石組みの街を作り上げたそうです。

もちろんマチュピチュ遺跡には、皆さんが期待されるような「完璧」な石垣もあります。

左右に隣り合う石を見てください。これ、きっちり90度に切り出しているわけではないんです。左右の石の境目が少し斜めを傾いているのが分かりますか?

それが左右丁度補い合うような形で真っ直ぐの石垣になっています。一体どんな加工技術を使ったのか?想像も付きません。

写真が小さくて分かりづらいと思いますが、かなり大きな岩もうまく石垣に組み込まれています。

これは元々あった大岩を最大限利用したパターン。

おっと、ここでマチュピチュ遺跡の真の主役の登場です。これはリャマかな?

リャマのユキちゃんもいました。野生ではないと思うのですが、遺跡の中で自由に草刈り(食事)をしています。

そんなわけで、私は石組みに注目してマチュピチュ遺跡を廻ってみました。

インカ帝国には文字がなかったため、当時のことは残された建造物から想像するしかありません。

石を切り出す人、石を積み上げる人が、その当時実際にこの場所にいた、ということに思いを馳せるだけでも興奮してきます。

マチュピチュ遺跡、無理をしても行く価値のある場所です。

皆さんも機会があれば、是非行ってみてください。

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