海外でも役に立つ簿記3級の資格

日本には有り難いことに簿記資格があります。

いきなりこんなことを書きましたが、海外で会計資格というと下手すりゃいきなり会計士です。

しかも会計士試験の難度は国によってバラバラなので、果たして試験に合格したからといって簿記を知っているかどうか…。

その点日本の簿記資格は1級から4級まで満遍なく埋めてくれているので、その人の実力が分かりやすい。

海外で経理スタッフを採用するとき確認すること
海外で経理スタッフの採用をするとき、ローカルスタッフを採用するケースが多いと思います。
経費の精算も取引先とのやり取りもローカルで完結しますし、親会社とのコミュニケーションも、数字周りの話であれば日本語なしでなんとかこなせます。
 

けれど簿記3級を持っている日本人がエントリーしてきたら、私なら現地人を押しのけて即決で採用してしまうと思います。

なぜかというと、履歴書に「経理スタッフとして働いていました」と書かれていても、その人の実力がどのレベルか分からないんですよね。

 

海外で経理スタッフを採用するとき、まずは学歴を見て何を専攻していたか確認します。

就職して初めて経理に関わり始めたという人も多いんです。

会計専攻なら加点、そうでなければ以降の質問で判断です。

 
次に勤めていた会社の規模を訊きます。同じ経理マネージャーという肩書きでも会社規模によって決算の難度が全く違います。
「事業所はいくつあったか?」
「銀行口座がいくつあったか?」
「社員は何人いたか?」
という風に具体的に質問します。段々その人の実力が分かってきます。
 
最後は担当したことのある科目の確認。買掛か、在庫か、売上か?

これは会社の事業内容によって難度が変わってきます。

小売業なら難しい順に、在庫>買掛>売上、ですかね?

採用は失敗できない「投資」

簿記3級を持っていたら仮に経験値が低くてもトレーニングすればなんとかなってくれそうな気がします。

つまり失敗する可能性を下げることができる。

人材エージェントに支払うフィーもばかにならないので、採用は失敗できない「投資」です。

日本の資格を持ち込んで、海外の採用担当者を安心させてあげてください。

私が簿記の勉強を始めたのは

私は簿記の勉強を始めたのは新入社員の頃。同期が「かんき出版の参考書が分かりやすいよ」とアドバイスしてくれました。

けれどかんき出版は簿記検定用の参考書を出すのを止めてしまったようですね。

現時点で見つかったのが、簿記初学者用のこの参考書。



内容はコンパクトですが、簿記で必要なことがギュッと詰まった印象。

実際に試験を受けるのであれば想定問題集を解く必要があるでしょうが、初めの一冊にはお勧めできる参考書です。

かくいう私は簿記3級を取った後すぐに銀行を辞め、その後公認会計士になってしまいました。

そんな人生を狂わせてしまうかもしれない簿記の勉強、あなたも是非!

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