【社長挨拶で読み解く株式投資】FUJI

今日はFUJIの社長挨拶を見てみたいと思います。

フジ or FUJIから始まる会社はいくつもありますが、こちらは愛知県の工作機械メーカーです。
(たしか元の名前は「富士機械製造」)

【外部リンク】FUJI「社長挨拶」

それでは始めていきましょう。

技術革新に迅速に対応し、グローバル企業として成長していくために、FUJIグループは自動化技術の裾野を広げ、ロボットカンパニーとしての確固たる地位を築いてまいります。

分かりやすいですね、ロボットカンパニー。FUJIは製品を作って売る会社ではなく、その製品を作る機械、製造ロボットを生産している会社です。

日本からものづくりの火が消えたとしても、世界のどこかで工業製品は作られ続けます。
中国から工場がどんどん撤退していったとしても、必ず別の場所に工場が建設されます。
いずれの場所でも製造ロボットは必要とされます。

iPhoneは中国で製造されますが、デザイン(設計)はAppleがします。そしてFUJIはロボットを作ります。美しくまとまりました。

既存の事業を強化するだけでなく、産学連携や協力企業との技術提携等も活用しながら、新たな事業の柱の創出にも努めてまいります。

研究開発、大切です。ここをおろそかにすると、あっという間に中国・韓国に追い付かれ、世界で日本の製造機械を買ってくれる国はなくなります。

決算書を見ると、FUJIは研究開発に88億円を費やしていました。これは実に売上高の6.2%に相当します。

以前の記事で、ポーラは研究開発に売上高の2%も使っていてえらい!と書いてしまいましたが、FUJIはスケールが違いました。

【社長挨拶で読み解く株式投資】ポーラ・オルビスホールディングス

工作機械メーカーと化粧品メーカーではさすがに産業が違うので、参考までにトヨタを調べてみると、トヨタは研究開発費に1兆円以上の資金を投じていました。ただ、売上高に対する比率は3.7%です。

日産もついでに調べてみましたが、こちらは売上高の5.5%でした。さすが電気自動車をいち早くマーケットに投入しただけのことはあります。ゴーンさんの家賃を払っているだけではなかったんですね。

しかしFUJIはその日産さえも上回る6.2%でした。「産学連携」にも積極的で、日本企業のお手本のような会社です。

まとめ

社長挨拶から、この会社のキャラクターは明確です。
・ロボットカンパニーとしてやっていく
・研究開発で技術に磨きをかける
数字を見ても有言実行であることが分かります。

以上、ご参考になれば幸いです。

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