【社長挨拶で読み解く株式投資】RIZAPグループ

リクエストがありましたので、今日はRIZAPグループを取り上げたいと思います。

【外部リンク】RIZAPグループ「トップメッセージ」

見る前から嫌な予感しかしませんが、早速見ていきましょう。

「人は変われる。」を証明したい

おや、案外良いですね。ライザップのボディメイク事業とフィットしたキャッチコピーです。
こういう明確な目標があると、組織は一つの方向に進んでいくことができます。

RIZAPグループは「自己投資産業でグローバルNo.1ブランドとなる。」というビジョンを掲げ、全ての人が、より健康に、より輝く人生を送るための「自己投資産業」を事業ドメインとして、世界中から必要とされ続ける商品・サービスを提供し続けることを使命として事業を推進しています。

ちょっと怪しくなってきました。
例えばRIZAPグループはジーンズメイトを買収していますが、このカジュアルアパレルが自己投資と言えるのでしょうか?

他の事業領域においても、コモディティ(大量消費され、代替のきく商品)化されるものには手を出さず、常に自分たちの提供している商品・サービスの価値は何かを突き詰め、これまでにない新しい切り口で「人は変われる。」を証明していきたいと考えております。

ジーンズメイトは?
ジーンズメイトの商品は代替がきかない?
まあ確かに服を替えれば「人は変われる」のかもしれませんが。

積極的に様々な経営テーマをもって取り組んでいます。特に、医療分野との連携、海外へと市場拡大、グループ企業間のシナジー効果(相乗効果)の最大化とガバナンス強化、グループ全体でのリソース配分と機動的な事業再編などは非常に重要と捉えています。

段々方向性が発散してきました。医療? 海外? ガバナンス? 詰め込みすぎです。

グループに健康食品の会社があるので、医療分野は手を出したくなりますよね。
健康食品の最大の弱点は科学的に効果を証明するのが難しいことですから。そろそろ大学と連携したりするんじゃないでしょうか。

多様な価値観と文化、そして強みをもった企業が集まり、お互いの強みを生かし、弱みを補いあうことで、世の中に無い価値を世の中の想像を超えるスピードで実現していくのがRIZAPグループです。

前段の「機動的な組織再編」に続き、段々本音が出てきました。
もうそろそろ言ってしまいますが、RIZAPグループは潰れかけの会社を安く買い叩いて大きくなってきた会社です。
それを強引に一つのキャッチコピーにまとめ上げる文章力は見事ではありますが、まだ実態が追い付いていないように思います。
是非とも「世の中に無い価値」を創造して頂き、RIZAPグループは変わったというところを見せてほしい。

まとめ

ここまで散々酷評してきましたが、最後に少しだけ財務状況を見ておきます。

やはりと言うべきか、高い借入金比率にコロナの追い打ち。ちょっと厳しい。数値的にはかなりヤバイ状況です。今の状況ではお願いされても株は買えないですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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