VALUというプラットフォーム〜投資の対象になり得るのか?

最近ちょっと気になるサービスを見つけました。
 
 
VALUとは、自分の価値をまるで株式のように切り売りして売買する仕組みで、ある種株式市場に自分自身を上場するような感じのプラットフォームです。
 
一見すると怪しさ爆発ですが、仕組みを理解していくとそんなに変なことはしていない。一応一本筋は通っています。
 
私は普段、投資信託と株式を中心に資金を運用していますが、VALUも投資対象になるのか考えてみました。 

投資と投機の違い

 まず始めに考えないといけないのは、VALUは「投資」なのか「投機」なのかということです。
 
「投資」と「投機」の定義は様々ですが、私としては自分の貴重なお金を託す以上、ある程度の儲け(収益性)が見込まれ、いきなり紙くずにならないこと(安全性)が確保されたものを「投資」、それ以外を「投機」と捉えています。
 
裏を返せば、儲けに裏付けがないとか、ある日いきなり「飛んで」しまうような商品は「投機」と考え、手を出さないようにしています。

VALUの売買は投資?投機?

 株式であれば価格は日々変動し、急に株価が上がったり、逆に暴落したりということもあります。
それでも利益を出している会社の株価は上がり、赤字続きの会社の株価は下がっていくということは直感的に理解しやすいのではないでしょうか?
 
利益はやがて配当として株主に還元されますし、会社の成長が続けば配当の額も上がっていきます。
 
つまり利益をあげている会社の株式は、将来配当金が入ってくることが見込まれるので、お金を払ってでも買いたいという人が出てくる。結果として株式には相応の値段が付きます。
 
ところがVALUはそれを保有する人が何が貰えるかという点がかなり曖昧です。そもそも何も貰えないのでは?まさかVALUの保有者が発行者の人格権をほしいままわけにはいきませんしね。期待できるのは保有するVALUの売却益だけではないでしょうか?
 
VALUを発行した人が将来いくら利益をあげても、それがVALUの保有者に還元されない以上は、VALUの価値はゼロとしか考えられないわけです。

損するわけじゃないと思っている人へ 

「価値がゼロってどういうこと?VALUを売って儲けることもできるじゃないか?」という反論もあるでしょう。
 
Appleもつい最近まで配当をしない方針を貫いていましたが、その間も株価は上がり続けていました。
 
しかしAppleが貯め込んだ利益が株主に帰属するのは法律で保証されています。配当を行ったときは、持ち株数に応じて株主に配分されました。
 
一方VALUには法律による保証がない。これをどこまでシリアスに考えるかで、VALUを買うかどうかが決まります。
 
ここまでは投資のうち「収益性」について書いてきました。
 
次はVALUがいきなり無価値になったりしないかという「安全性」を考えたいと思います。
 
ここで考えたいのは、VALUがいつでも売却できるとは限らないということです。それも二重の意味で売れなくなる可能性があります。
 
「売れない」ということはお金に換えることができないので、これは無価値であるのと同じです。
 
これについては次の記事で。

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